|
サン=ナゼール(、)は、フランス、ロワール=アトランティック県のコミューン。ロワール川三角江の右岸に位置し、ビスケー湾から大西洋に直接乗り出せるという好位置のため、漁業と造船業の長い伝統が培われてきた。街の北にはラ・ブリエールと呼ばれるフランス第2の湿地が広がっている。 ==歴史== ===古代から第二次世界大戦まで=== サン=ナゼールは、ガリア人が建設した都市、コルビロ (Corbilo) が始まりとされている。コルビロの名は、古代ギリシャの航海者ピュテアスの記録にも触れられている。ディシニャックの巨石記念物、三つ石のドルメンなど遺跡も豊富で、早くから人が定住したと考えられている。 中世よりブルターニュ公国に属し、ブルターニュ継承戦争では戦場となった。 17世紀、町はユグノーの脅威に晒された。 18世紀、エギュイヨン公によって、海側からの攻撃を想定し要塞が建設された。 近代に入ってからもサン=ナゼールは港湾都市として発展し続けた。1930年代、フランスの豪華客船SSノルマンディーの建設のため、新たなドックの建設が必要となった。サン=ナゼールはその造船用ドックの建設地に選ばれた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サン=ナゼール (ロワール=アトランティック県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|